せんくら2006 出演者プロフィール
セレーノ弦楽四重奏団/Sereno String Quartet
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西江辰郎(ヴァイオリン)/NISHIE Tatsuo(violin)、小川有紀子(ヴァイオリン)/OGAWA Yukiko(violin)、佐々木真史(ヴィオラ)/SASAKI Masashi(viola)、原田哲男(チェロ)/HARADA Tetsuo(cello)
2002年11月、仙台フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者たちにより結成される。2003年2月松尾学術振興財団のオーディションに合格、2003年度松尾音楽助成を受賞。同年4月原村室内楽セミナーにて最優秀カルテットとして「緑の風音楽賞」を受賞。同年恵比寿麦酒記念館における「ミュージアムコンサート」や外山雄三プロデュース「室内楽の楽しみ」等各地で演奏活動を展開。JTアンサンブルシリーズに出演。岡山潔氏に師事

西江辰郎(ヴァイオリン)
NISHIE Tatsuo(violin)
1976年生まれ。桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て、桐朋学園ソリストデュプロ マコース修了。ヴァイオリンを辰巳明子、故ティボール・ヴァルガ、景山誠治、藤原 浜雄、海野義雄の各氏に、室内楽をガーボル・タカーチ・ナジ、岡山潔、安永徹、市 野あゆみ各氏に師事。90年第44回全日本学生音楽コンクール第1位。97年よりスイス へ留学し研鑽を積む。ローザンヌ、シオン、ジュネーヴ、フランスなどでフェスティ バルに出演。2001年弱冠24歳で仙台フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター に就任。シエェラザード、ブラームスのドッペルコンチェルトにてSPC大賞を受賞。 外山雄三氏、梅田俊明氏の指揮で、多くのソロを演奏。また、サイトウキネンオーケ ストラに出演、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団定 期演奏会にゲスト・コンサートマスターとして招かれる。
03年セレーノ弦楽四重奏団を結成し第11回、12回松尾音楽助成受賞。また原村室 内楽セミナーにて最優秀カルテットとして「緑の風音楽賞」を受賞。ソリストとして もD・ボストーク指揮、チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団のチェコでの定期演奏 会に招かれたほか、G・アンダローロとのデュオリサイタルでA.Cuozzoのソナタを世 界初演。04年には外山雄三指揮、オーケストラ・アンサンブル金沢と共演。また、仙 台フィル第197定期ではギュンター・ピヒラー氏の指揮でモーツァルトのヴァイオ リン協奏曲を演奏。好評を博する。これまでにソリストとしてもバッハ、モーツァル ト、メンデルスゾーン、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチなどの協奏曲を、東京 交響楽団、オーケストラ・T・ヴァルガ、仙台フィルハーモニー管弦楽団、仙台市民 交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、チェコ室内フィルハーモニー管弦楽 団、新日本フィルハーモニー交響楽団等と共演。05年4月より新日本フィルハーモ ニー交響楽団コンサートマスターに就任。ソロ、室内楽、オケーストラと幅広く活動 している。
2005年夏Fontecよりプロコフィエフと世界初演のA.クオッツォのソナタをカッ プリングしたCD「西江辰郎&アンダローロ デュオリサイタル」(FOCD-9236)を リリース。
2006年イタリアでのリサイタルツアーを開催。
http://homepage3.nifty.com/nishie-tatsuo/

小川有紀子(ヴァイオリン)
OGAWA Yukiko(violin)
東京芸術大学部付属音楽高等学校を経て、1992年東京芸術大学、1994年には英国王立音楽院の大学院をいずれも首席卒業。第36回全日本学生音楽コンクール中学校の部第1位。第58回日本音楽コンクール入選。第1回東京現代音楽祭室内楽コンクール第1位、併せて第1回朝日現代音楽賞受賞。第7回東京国際音楽コンクール室内楽部門第2位、併せてルフトハンザ賞を受賞。第28回ヴァルカ国際ヴァイオリンコンクール入賞。1996年東京文化会館小ホールにてデビューリサイタルを開催。1998年ヴェルディ文化振興財団より年間最優秀演奏者賞を受賞。以降、NHK-FMリサイタル、長谷川武久レクチャーコンサート「室内楽シリーズ」、草津国際音楽祭などの他、各地でソロ、室内楽のコンサートに出演。これまでに、東儀幸、矢嶋佳子、日高毅、澤和樹、ジョルジュ・パウクの各氏に師事。現在フィルハーモニー管弦楽団、紀尾井シンフォニエッタ東京のメンバーとしても活躍中。

佐々木真史(ヴィオラ)
SASAKI Masashi(viola)
1993年東京芸術大学卒業。1993年〜1999年東京芸術大学管弦楽研究部講師を勤める。その間各地で客演首席奏者を務める。1998年ひこね市文化プラザの主催により、ソロリサイタルを行う。1999年ハンブルグにて短期研修を積み、帰国後仙台フィルハーモニー管弦楽団首席奏者に就任する。2002年仙台と東京において、ピアノの國谷尊之氏とデュオリサイタルを開催する。現在、バッハ協会管弦楽団首席奏者、仙台フィルハーモニー管弦楽団首席奏者を務めている。同団とは定期演奏会等でソリストとして共演している。これまでに鈴木嵯峨子、浅妻文樹、小国秀樹、川崎和憲、深井碩章の各氏に師事。

原田哲男(チェロ)
HARADA Tetsuo(cello)
1970年生まれ。桐朋学園大学在学中の1990年に蓼科高原音楽祭奨励賞受賞。同大学卒業後、1994年から2年間ドイツのマインツ大学音楽学部に学ぶ。
1997年からは米国ダラスの南メソヂスト大学より奨学金を得て、同大学アーティストディプロマコースに入学。同年夏、「チェロアンサンブル・サイトウ」のメンバーとして日本国内、ヘルシンキ及びサンクトペテルブルグの世界チェロコングレスに出演。
1999年仙台フィルハーモニー管弦楽団首席チェリストに就任。2000年4月ビバホールチェロコンクール第3位。
2003年1月から仙台フィルメンバーによるセレーノ弦楽四重奏団としても活躍。松尾音楽助成受賞。宮崎国際音楽祭、サイトウキネンフェスティバルなど音楽祭への出演のほか、札幌交響楽団、東京フィルにゲスト首席奏者として、2006年秋吉台室内楽セミナーには講師として招かれるなど宮城県を拠点に多彩な活動を行っている。森川諄一、木越洋、ユリウス・べルカー、岩崎洸の各氏に師事。
公演スケジュール/Performance Schedule
26 10/7(土)21:00-21:45
せんだいメディアテーク/Eオープンスクエア
Sendai Mediatheque/Open Square
<文豪トルストイが感動で涙した名曲、アンダンテ・カンタービレ>
<Andante Cantabile:The Music Tolstoy Loved>
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
Tchaikovsky:String Quartet No.1 in D major Op.11 - 2nd movement: Andante cantabile
モーツァルト:弦楽四重奏曲《狩》
Mozart:String Quartet in B-flat major K.458 “The Hunt”
63 10/8(日)11:00-11:45
仙台市太白区文化センター/F楽楽楽ホール
Taihaku Ward Cultural Center, City of Sendai/Ra Ra Ra Hall
<弦楽器の魅力満開、しっとり《夜想曲》と躍動的な《狩》>
<Strings Attraction in Full Bloom:Music for Day and Night>
ボロディン:弦楽四重奏曲第2番より第3楽章《夜想曲》
Borodin:String Quartet No.2 in D major -3rd movement: Nocturne
モーツァルト:弦楽四重奏曲《狩》
Mozart:String Quartet in B-flat major K.458 “The Hunt”
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