仙台クラシックフェスティバル せんくら2006
せんくらの楽しみ方

■ 村上満志(コントラバス)

(1)2006年06月11日

はじめまして。コントラバスの村上満志です。仙台フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者として活動する一方、東京都内をはじめとする音楽大学での講師としての活動などもあり、自宅のある千葉と仙台を”行ったり来たり”の生活を送っています。

ところで、突然ですが、コントラバスがチェロと同じ音符を見て音を出した時、実はチェロよりも1オクターヴ低い音を出していることをご存じでしたか?そんな楽器ですので、独奏する時は逆に普段オーケストラで演奏するよりも殆ど1オクターヴ高い音域を”行ったり来たり”する状態なんです。

なので、ソロをする時は、それなりに演奏する上での大変さもあるのですが、またコントラバスならではの味わいもあります。10月の「仙台クラシックフェスティバル」で、そのへんも聴いて頂ければと思っています。というわけで、今週は、そんな大きな楽器と自らも向き合い、若い人たちとも一緒に勉強している村上満志の一週間を紹介させてください。

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(2)2006年06月12日

○月曜日

朝6時起床。6時半出勤。早い。眠い!100km以上離れた音楽大学で9時にレッスンを約束しているからだ。首都高速という難関を越えるには100km走るのに2時間半は読まなければならない。

12時半までその音大で頑張り、午後2時半に授業が始まる都内の音大付属高校へ向かう。4時半までのオーケストラの授業に参加して、その後は5時に約束した大学の方へ。7時近くまで一緒に勉強して、さて、それから、仙台へ東北道をひた走る。スピード違反をしないように、でも11時までに仙台の拙宅にたどり着く。少々長い月曜日が暮れる。

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(3)2006年06月13日

○火曜日

2週間後に発表会を控えた生徒さんと朝9時半に勉強開始。11時過ぎまで一緒に頑張って、いよいよ仙台フィルの練習へ。今日は今週末の定期演奏会のための練習初日。午後1時、音出し。終了予定は6時。

ゴッツァイダンク(ドイツ語”天の恵み”)。6時まで30分を残して練習終了。仙台にある企業の支店長の方々の集まり(金融経済懇話会)があり、仙台フィルの仲間と3名で駆けつける。話を交えて40分くらいのミニコンサート!話の内容はコンサート専用ホールの必要性。

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(4)2006年06月14日

○水曜日

朝10時半からオーケストラの練習。都内のオケにいたとき、通勤に1時間以上かけていた頃のことを思えば、楽だ!10時半もそんなに早く感じない。

練習終了後、今日は楽団員集会。オーケストラにも、それなりに問題はあるのです。この日もうひとつの仕事(?)は、ある新聞社の方が一楽団員の立場で仙台でのコンサート専用ホール建設運動に取り組んでいることを記事にしてみたいとのことで面談。マスコミのご助力に感謝!!

今日は帰宅後、少し時間がある。来週名古屋の音大で棒を振ることになっているので、その勉強。モーツァルトの交響曲第40番g-moll 、いい曲ですね。

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(5)2006年06月15日

○木曜日

定期演奏会へ向けてのオーケストラの練習は通常3日間。3日目の練習は、そろそろ明日の本番を意識して臨む。多分、他の楽団員も多少の違いはあっても、それぞれに3日間の自分なりの組み立て方を持って練習に臨んでいると思うが、楽団員がそう思っても、時々「何で3日目にこんな練習の仕方になるの?」と言いたくなるような指揮者もいる・・・、確かにいる。

練習の後はジュニアオーケストラの指導。我が子よりはるかに年下の未来の音楽家を相手に奮闘2時間!

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(6)2006年06月16日

○金曜日

本番の日の朝は、可能な限り寝床に身体を横たえるようにする。というより、そうしたいのだが・・・・・、歳のせいか、部屋が明るいせいか、何だか目が覚めてしまい、起きだしてしまう。

朝食を済ますと、掃除、洗濯。単身赴任の主夫の仕事をこなし、一息いれて今日の本番をシュミレーション。1日目の本番の後は、やはり多少でもアルコールが入る方が健康的でしょう。

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(7)2006年06月17日

○土曜日

定期演奏会2日目は、G.P(本番前練習)開始が午後4時半。土曜日は学校も休みなので、となり街、福島から音大進学を目指す高校生が来宅。

軽く昼食を取ったら、昨日の本番を自分なりにチェックし、本番会場へ。今日は演奏会の後、そのまま自宅のある千葉まで走るので、翌日から次に仙台に来るまでの間、日を追ってスケジュールを考えながら必要な荷物を整える。仙台での生活も5年が過ぎ、楽譜、CD、時には着るものが、今どちらにあるのか、千葉か仙台か、分からなくなってしまう。長引く二重生活のせいか、単なるボケの始まりか!!

あっという間の一週間。それでは、10月の「仙台クラシックフェスティバル」会場でお待ちいたしております。

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(C)仙台クラシックフェスティバル2006実行委員会